RESEARCH

調査は終了しました

スポーツ指導の現場は、いま人手が足りているのか。

公務員が持っている知識や経験を、地域のスポーツ現場に活かせないか。その前提として「そもそも現場は困っているのか」「公務員が関わることを歓迎してもらえるのか」を確かめるため、スポーツ指導に関わる団体にアンケートを行いました。回答受付は終了しています。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

調査概要

調査名
スポーツ指導現場に関する実態調査
実施時期
2026年6月〜7月(最終回答 2026年7月18日)
方法
Googleフォームによる無記名アンケート
対象
スポーツ少年団/クラブチーム/総合型地域スポーツクラブ/学校部活動 など、スポーツ指導に関わる団体
回答数
15件(うち岡山県内 12件、県外 3件)
実施
株式会社こねり

回答いただいた団体名は公表しません(フォームで「集計データとしてのみ使用する」とお約束しています)。件数が少ないため、これは「傾向」であって、結論と言い切れるものではありません。

9割近くが「指導者に余裕がない」

Q. 指導者・コーチは足りていますか(n=15)

ギリギリ足りている7件・47%
不足している5件・33%
足りている2件・13%
深刻に不足している1件・7%
回答件数割合
ギリギリ足りている7件47%
不足している5件33%
足りている2件13%
深刻に不足している1件7%

「不足している」「深刻に不足している」を合わせると6件(40%)。「ギリギリ足りている」まで含めると13件(87%)が余裕のない状態でした。一方で「深刻に不足している」は1件で、いま現場が崩壊しているというより、じわじわと余裕が削られている、という状況が見えます。

公務員の受け入れに、93%が前向き。否定的な回答はゼロ

Q. 公務員が週1回程度、指導に関わる仕組みがあったら?(n=15)

条件次第では来てほしい8件・53%
ぜひ来てほしい6件・40%
どちらでもない1件・7%
回答件数割合
条件次第では来てほしい8件53%
ぜひ来てほしい6件40%
どちらでもない1件7%

前向きな回答が14件(93%)。「来てほしくない」という否定的な回答は1件もありませんでした。ここは正直、もう少し警戒されると思っていた部分で、予想以上に歓迎されているという結果でした。

理由の1位は、やはり「指導者不足」

Q. そう思う理由(複数回答・n=15)

指導者・コーチが不足しているから10件
子どもたちに多様な大人と関わってほしいから7件
公務員なので信頼性が高いと思うから4件
外部指導者の必要性を感じないから1件
費用を抑えたいから1件
回答(複数回答)件数
指導者・コーチが不足しているから10件
子どもたちに多様な大人と関わってほしいから7件
公務員なので信頼性が高いと思うから4件
外部指導者の必要性を感じないから1件
費用を抑えたいから1件

人手の穴埋めという実務的な理由が最多でしたが、「子どもたちに多様な大人と関わってほしい」が7件と続いたのが印象的でした。単なる労働力としてではなく、社会人が関わること自体に価値を感じていただいています。

求められているのは、単発ではなく「毎週」

Q. 期待する関わり方(複数回答・n=15)

毎週の定期指導12件・80%
月1〜2回の指導2件
体力測定・安全講習のみ1件
大会・遠征時のみ1件
回答(複数回答)件数
毎週の定期指導12件(80%)
月1〜2回の指導2件
体力測定・安全講習のみ1件
大会・遠征時のみ1件

8割の団体が「毎週来てほしい」と回答。ここが一番の課題です。現場が求めているのは継続的な関わりであり、「行事のときだけ手伝う」では期待に応えきれません。公務員側がどれだけ継続的に時間を出せるかが、この構想の成否を分けます。

不安は「お金」ではなく「指導の質」でした

受け入れにあたって不安なことを自由に書いていただきました。謝礼や費用への言及はほとんどなく、懸念は「指導の質」「子どもの扱い」「チーム方針との相性」に集中していました。

情熱があれば良いと思う
専門性があるのか、指導の経験があるのか。
子どもの扱いができるかどうか。公務員は指導がキツそう
経験がどのくらいあるか不安なところがある
チーム方針に沿った指導ができるか。良くも悪くもスポーツをやってきた方(特にトップクラス)は自分の成長できた過程があるため、その指導がベストだと思い指導する傾向がある。選手ファーストではなく、指導者ファーストになりがちな点は懸念材料になるため、面談や試用期間を設けるなど、人間力を見極めることが大切になります。

つまり、「誰でもいいから来てほしい」ではありません。面談や試用期間を通じて、人となりを見極めるプロセスが欠かせない——これが、今回の調査でいちばん学んだことでした。

この調査でわかったこと

01

現場に余裕はない

87%の団体が指導者に余裕なし。ただし「深刻」は1件で、静かに進む人手不足。

02

公務員は歓迎されている

93%が前向き、否定ゼロ。信頼性への期待もある。

03

量より質が問われる

求められるのは毎週の継続と、人となりの見極め。数を揃えれば済む話ではない。

岡山には、すでにこんな仕組みがあります

今回の調査で「担い手をどう見つけるか」が課題として浮かびましたが、岡山県内には既にその受け皿があります。

公益財団法人 岡山県スポーツ協会が運営する「おかやまスポーツナビ」です。岡山県のスポーツ情報を一元化したポータルサイトで、スポーツ行事・施設・ボランティア募集の情報に加えて、クラブ・サークルの登録と検索指導者の登録と検索ができます。指導者に関する機能は「指導者マッチング機能」として案内されています。

使い方は、大きく2つの方向があります。

① 指導者を探したいクラブ・団体の方 クラブ・サークルとして登録したうえで、登録されている指導者を探すことができます。

② 地域のスポーツに関わってみたい方 指導者として自分を登録しておくと、指導者を探しているクラブ・団体から見つけてもらえます。

登録はいずれも無料です。「指導者が足りない」というクラブの方も、「地域のスポーツに関わってみたい」という方も、一度のぞいてみてください。

検索してみてください

🔍 おかやまスポーツナビ

※ ここに記載した内容は、2026年8月時点で「おかやまスポーツナビ」の公式サイトに公開されている情報にもとづく紹介です。登録の詳しい条件や最新の内容は、公式サイトでご確認ください。

こねりは、この調査をどう活かすか

株式会社こねりは、人材のあっせん(職業紹介)は行いません。 今回のような調査と、その結果の情報提供を通じて、地域のスポーツと働き手がつながりやすくなるお手伝いをしていきます。

調査結果について詳しくお聞きになりたい行政・団体の方は、お気軽にお問い合わせください。集計データは無償でご報告します。

調査結果について、詳しくお話しできます。

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行政・団体の方からのお問い合わせをお待ちしています。

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